2010年11月27日
(土)
 
 
The28th 
ウエストウインズジャズオーケストラ 
レギュラーコンサート

神戸東灘うはらホール

 
   
   
 
 

 今年の1月に続き今回は年内に開催しました。

第一部は
1.Take the “A” Train(opening)
オープニングテーマの後は緊張しまくりのリーダー中田のMC。
いつもながらヒヤヒヤです。

2.The Kid from Red Bank(Count Basie)
危なかった。のっけから速い曲はツラい。
でもピアノの西岡 峻頑張りました!

3.Duet(Count Basie)
西澤淳司と今年で脱退の成田有輝の2トランペットをフィーチュア

4.Small Talk (Count Basie)
サミーネスティコの軽快な1品。
中田正一郎のピッコロと栗田彰のフルートをフィーチュア、鈴木一郎のギターとバリトン小川勝廣のソロ。

5.Four of us (SWR Big Band)
カウントベイシーの“You'n me”の4トロンボーンバージョン
I磯谷昌利、原尾真吾、大林 登と新加入のバストロ野口由美子のソロとこれも新加入の山本義雄のウッドベースソロ

6.Who can I turn to?(Tom Kubis)
スタンダードのきれいな曲だが最後がキツイ!
ソロはの原田拓子のトランペット、栗田彰のテナーサックス

7.Fascinating Rhythm(Junko Moriya Orchestra)
毎年守屋純子さんの作品を採り上げているがこの曲は4分の7など変拍子がでてきて難しい。
西岡 峻のピアノ、武藤浩司のアルトサックスのソロが続く。

8.When you fall in love (Matt Catingub)
この曲は構成が難しい。
アルトサックス武藤浩司ののすばらしいソロが飛び出した。
特にカデンツァはアイデアも豊富でバックで聴いていてもホレボレする。

9.After you've gone(Pete Petersen & Collection Jazz)
最後はアップテンポの軽快な曲。
イントロはこの日も仕事で忙しく開演前にぎりぎり間に合ったギターの鈴木一郎のソロに始まり 今年ジンジャーブレッドボーイズというユニットでCDデビューでブレイクした横尾昌二郎の軽快なトランペットソロ、
そしてエンディングはパーカッションでも活躍する石田勇二の豪快なドラムソロで終了!

 

  西澤淳司&成田有輝(tp)      中田正一郎(picc)&栗田彰(fl)            

   野口由美子(btb)    小川勝廣(bs)     山本義雄(ac-b)

   鈴木一郎(ac-g)              細畠 拓(ds)

    原尾真吾(tb)              石田勇二(ds)
awaneta粟根達也粟根達也
 


 
 稲田裕加里(voc)




大林登(voc&tb)     磯谷昌利(tb)




左野麗香・稲田裕加里・原田拓子(voc)




原田拓子(tp)        左野麗香(as)




武藤浩司(ss)       横尾昌二郎(tp)



武藤浩司(as)中田正一郎(ts)  横尾昌二郎(tp)原尾真吾(tb)(

 
さて第2部。
今回も熱帯ジャズ楽団などラテンナンバーを中心に揃えてみました。

1.Cerezo Rosa
久々に粟根ラッパコレクション、登場!
ソプラノテナー→ホルンの形のその名もポストホルン→スライドトランペット→ファンファーレトランペット→ピストンバルブのないナチュラルトランペット、そして最後はなぜか今年のワールドカップで活躍?したブブセラ。
上の写真参照

ここで恒例のメンバー紹介、今年も総勢22名。

次は女性ボーカル、稲田裕加里の登場。
2曲ともウエストウインズイチオシのアレンジャー、守屋純子さんのアレンジです。
2.I hear Music(Junko Moriya Orchestra)
間に栗田彰のテナーサックスソロ
3.Lupin the 3rd(Junko Moriya Orchestra)
難しいアンサンブルの後は横尾昌二郎のカッコいいトランペットソロが光る。

4.Fly me the moon(Tropical Jazz Big Band)
男性ボーカルはおなじみウエストウインズのエンターティナー、大林 登がボーカルとトロンボーンソロ。
今年も熱帯ジャズ楽団より。昨年の様な仕掛けはなく普通?でした。ピアノソロ西岡峻。

同じく熱帯ジャズ楽団より
5.Mambeo Mareo(Tropical Jazz Big Band)
ソロは原田拓子のトランペット、磯谷昌利のトロンボーン、そして今年も大活躍、石田勇二のコンガ。

6.Quien Sera (Tropical Jazz Big Band)
ラテンの有名なこの曲は軽快なテンポだ激しい。武藤浩司のソプラノサックス、磯谷昌利のトロンボーンソロが続く。

7.Moliendo Cafe(Tropical Jazz Big Band)
おなじみ「コーヒールンバ」です。今年の“目玉”と言ってもいいでしょう。
3人の女性ボーカルをフィーチュア、と言ってもうち二人は管楽器のメンバーからのピックアップ。
リードボーカルはおなじみ稲田裕加里、そしてコーラスにトランペットの原田拓子、アルトサックスの左野麗香、途中のソロもそのまま2人がそれぞれの楽器でソロ。
衣裳も替えさらに稲田裕加里の娘さんが振り付を!
結果、とてもおもしろかった。こういうのはホント楽しい!

8.I remember Clliford(Dan McMillion)
この素晴らしいナンバーをトランペット横尾昌二郎のフィーチュアで。
彼が10年前に高校生でウエストウインズに入ってきてからこういう素晴らしいプレーヤーになるなんて予想出来なかったなぁ。
ホント、素晴らしい演奏でした。

9.Coconuts Baby (Tropical Jazz Big Band)
実はこの曲、熱帯ジャズ楽団が今年の7月に発売したCDに入っているのをすぐさまトランスクライブして準備したらその直後譜面が発売、でまた全て譜面を書きかえた。
ソロは武藤浩司のアルトサックス&中田正一郎のテナーサックス、トロンボーンの原尾真吾&トランペットの横尾昌二郎、そして石田勇二のコンガ、石井晶のボンゴ、細尾寿男のティンバレス、細畠拓のドラムス。
パーカッションの熱演とともに会場内のお客様にも手拍子で参加してもらって大いに盛り上がる。

有り難いアンコールの拍手で

10.11PM(アンコール 1)
始めのソロ回しは
ギター鈴木一郎→アルトサックス武藤浩司→テナーサックス栗田 彰→トランペット原田拓子→トランペット横尾昌二郎→ドラムス細畠 拓を経てサックスソリの後はウエストウインズ恒例、トロンボーン大林登と磯谷昌利のソロ&漫才。
色物バンドウエストウインズの真骨頂?
お後がよろしいようで、、、、
ピアノ西岡 峻→ベース山本義雄→ボンゴ石田勇二→ティンバレス細尾寿男→コンガ石井晶→ドラムス細畠 拓

時間も押していたので直ぐに次ぎの曲。

11.In the mood(アンコール 2)
これも毎度おなじみ、ウエストウインズならではの“振り付”演奏。
新ネタを入れてみましたが、、、、、スベリました。

12.Moonlight Serenade(closing)
ご来場いただいた皆様に感謝しつつ終了。

その後は打上。
新メンバーや急遽参加してくれたOBによる感想も。
それにしても女性メンバーの酒豪ぶりはすごかった(驚)

沢山のウエストウインズファンも来場していただき楽しくやり終えることができました。

このコンサートにお越しいただいた方、ステージを作っていただきました、音響並びに照明の方、コンサートを手伝ってくださったスタッフの方、撮影のカメラマンの方に本当に感謝いたします。
また次回も素晴らしいコンサートができるよう頑張りたいと思います。

 


恒例?磯谷昌利&大林 登の漫才も!!


リズムセクション 西岡峻(p)山本義雄(el-b)細畠拓(ds)
鈴木一郎(g)石井晶(bongo)石田勇二(conga)細尾寿男(timb)

 
 


クロージング    
 

毎年、ウエストウインズジャズオーケストラは新しい事にチャレンジしようと頑張っています。
ジャズフェスやライブハウスなどではなかなか色んな事を出来ないためこのような舞台の広いホールコンサートで実現しています。
ぜひ皆様、ホールコンサートでのウエストウインズジャズオーケストラのパフォーマンスにご期待下さい!!